2013年8月11日日曜日

水と城と踊りの街!郡上八幡で郡上おどりを満喫してきた

どうも!郡上おどり歴3年の@recha1です。

前回は郡上八幡の魅力をお伝えしましたが、
〜水と城と踊りの街!郡上八幡に行って来た〜
今回は郡上八幡の代名詞であり、400年間も踊り継がれてきた、日本三大盆踊りとしても有名な郡上おどりについてです。




郡上おどりとは平たく言えば盆踊りです。しかし、近くの公園でやってる様な一般的な盆踊りとはまた違った魅力にあふれています。
郡上おどりの特徴(こちらも

  1. 毎年7月から9月まで33夜にわたって行われ、うちお盆の時期4日間は徹夜で踊り続ける徹夜踊りが開催される。
  2. おどりの種類は10種類もあり、それぞれ振付けが違う。
  3. おどる場所は決まった所では無く、町中の路地や交差点など毎晩違った場所で開催される。
  4. 参加は自由。おどりの振りも簡単で見よう見まねですぐに覚えられておどりの輪に加われる。
  5. 昔ながらの町並みで薄明かりの中、山車の上から生演奏のお囃子や唄が流れる雰囲気は昔にタイムスリップしたかの様な気分で踊れる。

さらに、郡上おどりに欠かせない要素として挙げられるのは、浴衣と下駄です。参加者のほとんどが浴衣に下駄の出で立ちで、地元の方や常連踊り手の方はお揃いだったり、変わった柄の浴衣だったりと、周りから目立つ為に工夫を凝らしてかぶいています。また、下駄はおどりのステップで音を出す動作が多い為、カランコロンと良く鳴らします。町中の下駄屋さんで良く音の出る踊り下駄を手に入れるのが良いでしょう。おどりに参加する際にはこんなふうに形から入ると自然と上手く踊れてる様な気分になれて楽しいですよ。


郡上おどりは見学者はほとんどいません。見学に来た人もいつの間にか踊りの輪に加わって踊っています。郡上おどりには言葉では言いしれぬ魅力があります。薄明かりの町並み、踊りの熱気、お囃子の響き、下駄の音と踊り手の掛け声、どれも現地でしか体験出来ないものであり、その中に身を置くと勝手に体が動きだし時間も忘れてひたすら踊ってしまいます。


郡上おどりは毎晩8時ごろから始まり、2時間半から3時間ほど続きます。おどりの最後には必ず「まつざか」という曲がかかります。逆に言うと「まつざか」は最後にしかかかりません。「まつざか」がかかると場の雰囲気は「やっと終わりだ」と「もう終わりか」の二つが混ざり合う不思議なものとなります。「まつざか」は静かな踊りです。手拍子も無いし下駄も鳴らしません。そうやって静かにおどりは終わります。その日のおどりはこれで終わりですが、また明日、また来年に来ようと思わせるこの幕引きはとても好きです。


「ア、ヨイヤナー、ヤートセー」
来年も踊りに来ます。

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